■2018/1/10 FOOTWEAR勉強会
株式会社ウインスポーツ・野崎氏をお迎えし、日本企画の新モデルフットウェアー「ジョガドール」の勉強会を実施しました。一切妥協することなく徹底的に素材を選び抜き、一年以上に渡る数え切れないほどのテスト・改良の末に完成した「ジョガドール」。今回はこだわりの要注目ポイント3点をご紹介します!
■1.細部に至るまで徹底的に厳選したマテリアル
「プレミオ」の前足部にはオーストラリアカンガルー皮革取り扱い最大手・パッカーレザー社のカンガルーレザー(1-1.1mm)を、その他の部分には通常のPUより柔らかい帝人コードレ社の人工皮革「ECO2000」を採用。「アジーレ」には帝人コードレ社の剛性と柔らかさを併せ持つマイクロファイバー新素材「CLASSICO」(1.3mm)を採用。このこだわり抜いたアッパー素材を、アメリカ・コーツ社の糸とスムーズな足入れながら革の横伸びを防ぐステッチデザインでサポート。また、「プレミオ」のヒール内側(ライナー)にはクラレ社の足なじみの良い人工スウェードを採用。
■2.日本人向けラストによる極上の足入れ感
甲部分の外側への自然な落ち込みや土踏まず部分のくびれに沿った3Dジャパンラストと、現代のアジア人の骨格に即した動力をピッチに伝えやすいスタッドポジションにより、日本人の足をサポート。さらには的確なフィッテイングの為に紐通しのポジションを段階的に設定しハトメ(内側補強芯)により緩みやシワを無くしフィット性を高めたレースホール、エクスターナルヒールカウンターとリンクした立体構造のインソール、柔らかいポリウレタン素材が足首回りの動きを自由に甲にやさしくフィットする左右にずれない設計のシュータンなど、こだわりのポイントが満載。
■3.フレキシブルで耐摩耗に優れた新3Dアウトソール
アウトソールにはダイセル・エボニック社のダイアミドPAE素材(ナイロン)を採用。TPUスタッドとの接着性を強力に高めて耐摩耗性と超軽量化を実現。あらゆるサーフェスに適応可能。アウトソールと一体になったヒールカウンターは、エクスターナルカウンターと踵内部のインカウンター(ホットメルト)の2重構造であらゆる踵形状にフィット。インカウンターを程良い硬さにすることで外側の剛性を保ちながら快適な履き心地を実現。スタッドにはドイツ・BASF社のTPU素材を採用。あらゆるサーフェスで優れた耐摩耗性、グリップ力を発揮。前足部には、爪先のソフトなボールタッチを可能とし、全方向に踏み出しやすい屈曲溝構造を採用。さらに前足部の落ち込みを防ぎながら屈曲を妨げない前面2本のブリッジとダイセル社のグラスファイバー入りナイロンシャンクパーツにより強力にサポート。